上野広小路亭にて、林家喜之輔(２４歳）さんの、「紙切り」を見ました。
喜之輔「一応、お客様のご要望には、何でもお答えするつもりです。
最近では、大谷翔平とか、藤井聡太なんていうのも結構多いです。
それと、一番困るのは、とんでもないことを言うお客さんですね、絶対に、できないよう
なご要望ですね。例えば、『透明人間』とか、あとは、『豆腐』とか。
では、みなさんよろしくお願いします。
あれ、もうさっきから、早々とお手をあげている方がいます。
では、どうぞ！」
僕 「豚さんをお願いいたします」
(ぼくは、ブタさんが大好きです。ブタが好きで好きでたまりません。
今、主人公が「ピック」という「かわいい豚の物語」を書いています）
「動物の豚ですね、分かりました」
「違います、ただの豚ではないです」
「どういうことですか」
「檻に、入れられた豚です。鉄格子に入れられた豚です」
ええ・・・林家喜之輔さん、絶句、一瞬固まって、5秒考える。
「分かりました、やりましょう！」
・・・
そして、出来上がったのが、これです。
「おお、すばらしい、本当にありがとうございました！」
お江戸 【上野広小路亭】にて
２０２１年 １２月１３日（月）
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